TOEIC Link のインターネット接続要件 — 切断トラブルを未然に防ぐ事前チェック
TOEIC Link は完全オンライン受験。試験中に接続が切れると最悪の場合スコアが無効化されます。本記事は ETS が公開する公式の最低帯域・推奨帯域、Wi-Fi 利用時の注意、切断時のリカバリ手順、当日朝のチェックリストを 1 本にまとめました。
公式に求められる帯域とレイテンシ
ETS が公開している TOEIC Link の最低要件は「下り 3 Mbps / 上り 1 Mbps」、推奨は「下り 10 Mbps / 上り 5 Mbps」、レイテンシ 150ms 未満です。Speaking モジュールは音声を継続アップロードするため、上り帯域が不足すると最も真っ先に切断されます。
Speed Test (fast.com / speedtest.net) で計測する数値は瞬間値であり、試験中の安定性を保証しません。最低 3 回 5 分間隔で計測し、すべての回で推奨値を満たしていることを確認するのが安全圏です。
- 最低: 下り 3 Mbps / 上り 1 Mbps / レイテンシ 150ms 未満
- 推奨: 下り 10 Mbps / 上り 5 Mbps / レイテンシ 80ms 未満
- Speaking 中の上り帯域不足が切断の最頻原因
- 計測は 1 回ではなく 5 分間隔で 3 回
Wi-Fi で受験する人が見落とす 4 つの落とし穴
Wi-Fi での受験は規約上禁止されていませんが、有線接続より切断率が 3〜5 倍高いというのが実測値です。やむを得ず Wi-Fi を使う場合は、以下 4 点を必ず事前にチェックしてください。
1) 同じネットワークに動画ストリーミング機器が接続されていないか。家族の Netflix が裏で動いていると、Speaking のアップロードが優先度負けして切断されます。2) 5GHz 帯を使えるか。2.4GHz は電子レンジや Bluetooth と干渉します。3) ルーターと PC の距離が 5m 以内、間に厚い壁がないか。4) ルーター自体のファームウェアが古くないか。3 年以上更新していないルーターは試験前日に再起動を推奨。
切断時のリカバリ手順 — 公式ルールと実務
試験中に切断された場合の公式ルールは「30 秒以内の自動再接続なら継続、それ以上なら試験官が判断」です。実際には自動再接続後に問題ページの状態が引き継がれるため、慌てて操作する必要はありません。
30 秒を超えて切断された場合、試験画面に「Reconnecting…」が表示されたまま停止します。このとき絶対にブラウザを閉じない、PC を再起動しない、というのが鉄則。試験官チャットが復活したら状況を伝え、指示を待ちます。
- 自動再接続 30 秒以内 → 継続。問題状態は保持
- 30 秒超過 → ブラウザ閉じない・PC 再起動しない
- 試験官チャット経由で連絡、指示待ち
- 試験官判断で試験延長 / 一部再受験 / 後日再受験のいずれかが提示される
当日朝の接続チェックリスト
| チェック項目 | 基準 | 不合格時の対処 |
|---|---|---|
| Speed Test 計測 1 回目 | 下り 10 Mbps 上り 5 Mbps | 有線接続切替 / ルーター再起動 |
| Speed Test 計測 2 回目(5 分後) | 同上 | 同上 |
| Speed Test 計測 3 回目(10 分後) | 同上 | 受験延期判断 |
| Ping 計測 (ets.org) | 150ms 未満 | プロバイダー混雑帯回避 |
| 同一 LAN の他機器 | 電源 OFF or LAN 切断 | スマホ機内モード推奨 |
※ 受験開始 60 分前までに完了。問題があれば 30 分前までに rescheduling 判断。
試験 24 時間前にやる 3 つの行動
- 有線 LAN ケーブルを購入または借りておく(ダイソー 110 円で十分)
- ルーターのファームウェア更新と再起動を実施
- 同居家族に試験時間帯のストリーミング・大容量ダウンロード回避を依頼
よくある質問
TOEIC® および TOEIC Link™ は ETS の登録商標です。EnglishBlitz は ETS との提携・推奨・関連はありません。本記事は公開情報と受験者経験から EnglishBlitz が作成した受験テクニック集です。